【11/17出荷】御前酒 菩提もとにごり酒 - 720ml
蔵元で、「菩提もとにごり」をお客様に試飲してもらう時……まず、ラベルを見て「???」。味わって、さらに「?!」。皆さんが一様にこんな反応をして下さるのが、この時期の楽しみでして…
このこってりとしたラベル、モチーフは何? と思われるかもしれませんが、これは地元で"版画寺"として有名なお寺の住職さんの手作りによるもの。そしてこのお酒の酒母仕込み法"菩提もと"とは、その昔、奈良の菩提山正暦寺から始まったと言われる「菩提山酒」の仕込み方法を用い、天然乳酸をたっぷり含んだ「そやし水」をもとにして仕込む方法で、酸味があり、キリッとした味わいになります。
薄にごりに仕上げてありますので、やや甘味もありますが、酸味が際立ち、出荷してすぐの時には辛口に感じることもあります。とにかく、今まで飲んだにごり酒とは一味もふた味も違う、そう感じていただけるにごり酒です。
この商品は生酒ですので、商品到着後は冷暗所にて、必ず10℃以下で保管してください。
商品スペック
原材料 | 米・米麹 |
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使用米/精米歩合 | 岡山県産雄町100%使用/65% |
アルコール度数 | 17度 |
日本酒度 | -6.0(やや甘口) |
酸度/アミノ酸度 | 2.20/1.70 |
温度
冷や | ◎ | ぬる燗 | × |
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常温 | △ | 熱燗 | × |
おすすめの肴
グラタン、鱈の白子ポン酢、平目の刺身等
うすにごりが目も楽しませてくれます。
一年の仕込みは菩提もとに始まる・・・
御前酒蔵元では、毎年50本以上のお酒を仕込んでいますが、その最初を飾るのが菩提もとの「そやし水」造り。仕込水に麹を浸して待つこと約3週間。徐々に空気中の乳酸菌が繁殖し、酸度が増えてきて、乳酸菌飲料のような香りがしてきます。
この「そやし水」を使って仕込んでいるので、菩提もとの酒母やもろみは独特なよい香りがします。 発酵状態を表面の泡の様子で判断するのですが、この菩提もとの泡は弾力があり、もちもちしています。自然の力、先人の知恵を感じずにはいられません。